Tiara 4th Album「Emotion」Special Site

Self Liner Notes

<アルバム全体について>

今回のアルバムのコンセプトは「12編のラブストーリー」
私を含む、12人の女性アーティストがラブソングを綴っています。
12人それぞれのカラーが出た、様々なストーリーが描かれていますので、
皆さんの心を揺さぶるような「Emotion」溢れるアルバムに仕上がっていると思います。
切ない恋、温かい気持ち、恋するトキメキ、、、恋に効くフレーズが満載です。
ぜひ“恋愛のバイブル“として、皆さんの恋にお役立て頂けたら幸せに思います。

気がつけば4枚目のフルアルバムになりました。
今作では幅広い年代のそうそうたるアーティストの皆様が参加して下さり、どの曲もとっても素晴らしくて、歌っていて本当に幸せでした。この場を借りまして、改めて感謝いたします。
先日デビュー3周年を迎えた私ですが、まだまだ学ぶことはたくさんあると、今作を通して再認識し、多くの気付きを頂きました。

これからの活動に向けて、間違いなく、転機となる作品です。
たくさんの皆さんに届きますように願っています。

<曲ごとのライナーノーツ>

ただいまと言えるまで(作詞作曲:川村結花)

川村さんには、「温かく、生き方や人生観を描いたラブソング」というテーマで楽曲をお願いしました。
川村さんがこれまでに作られた曲を聴かせて頂いて、ほっとするような、
じんわりと心が温まるようなそんな曲がとっても合うと感じたからです。
この曲では、恋愛ソングの枠を超えた、大きな意味でのラブソングを歌っています。
恋人、友達、家族、、、
愛する誰かを想う時、心の奥がじんわりと温かくなりますよね?
懐かしい記憶や切ない気持ちが交差し、胸がぎゅっと締め付けられる。
あの人は元気かな?今、何をしているんだろう?
私は元気でやっているよ。心配しないで。

携帯電話やメールで、何処にいても簡単に気持ちを伝えられる時代になったけれど、
便利な時代になっても、人の気持ちってそんなに単純じゃない。

心に浮かべたまま送信できていない想いが、きっとたくさんあると思います。
この曲を聴いて下さった皆さんの心に、愛する誰を想う温かい気持ちが宿りますように。
気持ちが届きますように。そう願いながら歌わせて頂きました。

あなたのとなり(作詞作曲:古内東子)

古内さんにご提供頂くのは、1stアルバムの「君がふたり」以来2度目になります。
今回ご提供頂いた「あなたのとなり」は、友達以上恋人未満な二人を描いた楽曲で、
誰よりも近くにいながら、届けることのできないもどかしい想いを綴っています。
Aメロ部分での情景描写、さすがですよね!地下鉄から地上口へ上る情景が目の前に広がり、
好きな人に会う時の高鳴る気持ちや、彼との距離感が、手に取るように伝わってきました。
また、Bメロへの展開やサビのメロディーもとっても特徴的で、
切なさの中にも温かさが残る、今回も古内さんらしい素晴らしい楽曲を頂けて幸せに思います。

レコーディングでは、吐息を混ぜながら少し大人っぽさを意識して歌いました。
若い女性にも、大人の女性にも、多くの方に共感して頂けたら嬉しいです。

アンブレラ(作詞作曲:広瀬香美)

広瀬さんにどんな曲をお願いしようか?と考えていた時、ふと窓の外を見ると、その日は生憎の雨でした。
午後から出かける予定を立てていた私には、ちょっと残念な天候。
着ていく服も限られるし、ヘアスタイルも決まらない、、、
もの悲しげな雨音、湿った匂い、薄暗い空。。。

外を眺めているうちに、「ああ、あの日も確かこんな雨だったなぁ」と、
五感から蘇る雨の日の記憶が、余計に私を切なくさせました。

雨の日って、その時の自分次第で、好きな時と嫌いな時があります。
雨音が心地良い時もあれば、なんで雨なんだ!とため息をつく日もある。

今の私はどうだろう?

そんなことを思っていたら、意外にも雨の曲がなかったことに気が付き、
「雨」をモチーフにした曲を広瀬さんにお願いしよう!と思いました。

頂いた「アンブレラ」は、まさに私のイメージそのまま。

”思い出は雨じゃ流れない”
どんなに涙しても消せない記憶、きっと皆にもあるんじゃないかな。

ご自身の心と向き合いながら聴いて頂けたらと思います。

レコーディングには広瀬さんも立ち会って下さり、なんと!ヴォーカルディレクションもして下さいました。
大先輩からたくさんのことを学ばせて頂き、とても幸せに思います。

I Miss You(作詞作曲:JYONGRI)

JYONGRIちゃんとは直接お会いして、楽曲のコンセプトや方向性を一緒に考えていきました。
初対面だったのですが、JYONGRIちゃんの明るい雰囲気にすっかり場が和み、
お互いにポンポンとアイデアがでた記憶があります。
彼女のこれまでの曲を聴いていて思ったのは、とってもドラマティックで特徴的なメロディーの中に、
どこか温かさと憂いを帯びるているということ。歌詞からは、前向きなメッセージも伝わってきますよね。
彼女の書く曲の中でも特にバラードが好きだったので、実は今回はバラードをお願いする予定でいたのですが、
実際にお会いして話をして行くうちに、JYONGRIちゃんの明るさ、ファッションやメイク、表情に刺激され、
考え方がガラリと変わり、20代のジョンリちゃんらしい明るく素直な、
まだ恋に初々しさが残るような曲をお願いすることになりました。
そして出来上がったのがこの「I Miss You」です。
”この気持ちは何処へ向かっているの?” ”明日も明後日もあなたと繋がっていられるのかな?”
恋の始まりに多くの人が体験するであろう恋のグレーゾーンを、とっても素敵に表現して下さいました。
あまり歌ったことがない雰囲気の曲なので、歌っていてとっても楽しかったです!

カムフラージュ(作詞作曲:Tiara)

実は昨年、片想いをしていた私。仲良くはなれたけど、なかなかそこから踏み込めないでいました。
だって、彼には彼女がいたから。
気持ちを伝えられないまま、でも会う度にどんどん惹かれていってしまう。
気付いてほしい気持ちと、気付かないでほしい気持ちが交差し、もどかしい想いでいっぱいでした。
この曲は、その時の気持ちを綴った曲になります。
彼への想いを断ち切ろうとした私は、「しばらくは彼氏いらないかも?」とか、「〇〇さんって良いよね?」とか、
彼の前で違う人の話をしてみたりして、気持ちを誤摩化したり偽ったり。。。
虚しさを感じつつも、そうせざる得なかったんですよね。
当時はとっても苦しかったけれど、でも、今となってはそれも良い想い出です。
片想いをしているひとって、世界中にどれくらいいるんだろう?
どんな状況であれ、誰かを好きでいることって素敵なことだと思います。
切ない曲ですが、たまにはこんな曲に浸って、どっぷり誰かに想いを馳せてみて下さい。

ゆみはりづき(作詞作曲:熊木杏里)

杏里ちゃんとは以前から仲良くさせて頂いていて、ライブも拝見させて頂いていますが、彼女の描く曲の世界観、
歌詞、何より歌声がとても好きで、尊敬しているアーティストの一人です。
今回は直接会って曲の内容を詰めていったのですが、こういう形で向き合うのは初めてだったので、
ちょこっと照れ臭さかったのを覚えています(笑)
歌詞の内容について様々な提案をさせて頂きましたが、あまり先入観を持ってほしくなかったので、
ざっくりとしたイメージを伝えつつ、あとは杏里ちゃんに委ねることにしました。
頂いたこの「ゆみはりづき」を初めて聴いた時、歌詞の素晴らしさに鳥肌が!!
一つ一つの言葉に深みがあり、心にじわりと染み渡っていく。。。
杏里ちゃんらしいとても素晴らしい楽曲で、歌わせて頂けて、とても幸せです。
人からの卒業。環境からの卒業。
人生の「卒業」の節目に是非聴いて頂きたい曲です。
レコーディングでは、”素の歌声を録音したい”というプロデューサーの松浦さんのご意向で、
歌ったのは3回ほど。あえて録音の回数を重ねないことで、素直な表現をすることができたと思います。

Valentine Eve(作詞作曲:EPO)

EPOさんの曲は日々CMソングでも耳にしていますが、
思わず口ずさんでしまう、とっても印象深いメロディーや言葉が多いですよね!
今まで私が歌ったことがないような、EPOさんらしい印象的でキュートな曲を歌ってみたいという気持ちから、
今回お願いしました。
この曲はタイトル通り、バレンタイン前の気持ちを歌った曲で、
押さえきれないほどの「大好き!」な気持ちを、ストレートに表現しています。
Tiara史上こんなにポップでキュートな曲は初めてだったので、声色や歌い方を試行錯誤
しながらレコーディングしました。恋のワクワク感を声で表現する為にずっと笑顔で歌っていたのですが、
歌い終わった後、表情筋が痛くて痛くてたまらなかった記憶があります(笑)なので、
この曲を聴いた皆さんにも笑顔になってもらえたら嬉しいです。
今年のバレンタインは、この曲で気分を盛り上げてほしいな!

フィナーレ(作詞作曲:矢井田瞳)

矢井田さんとは直接お会いして、どんな曲調にしようか、どんな歌詞にしようか、
話し合う機会を頂きました。
私は人見知りをしてしまうタイプなのですが、矢井田さんの明るくて優しい雰囲気が和やかなムードを作って下さり、
スタッフさんも交えながら、とっても楽しく和気あいあいと話をすることができたお陰で、気が付けば、
プライベートな恋のお話まで打ち明けてしまうほど(笑)オープンになれた自分がいました。
ちょうどその時、恋心全快だった私。ふわふわと浮かぶシャボン玉のような気持ちをお話しした記憶があります。
街中で思わず鼻歌を歌ってしまうようなルンルン気分♪
でもこの歳になると、”好き”という純粋な気持ちだけでは、踏み出せない不安もありますよね。
将来のことだって考えずにはいられない。
今回は、そういった私のありのままの気持ちを曲にして頂きました。
歌詞を拝見した時、私のふわふわしてとっ散らかった話を(笑)矢井田さんが上手く集約してして下さっていて、
「そう!こういう事を言いたかったの!」と大感激!
レコーディングにもすんなりと、自分の気持ちを込めることができました。
”この恋をフィナーレにしたい!”
そんな風に思っている恋する皆さんに、共感して頂けたら嬉しいです。

Everlasting Love(作詞作曲:露崎春女)

露崎さんに楽曲をご提供して頂くのは2度目になります。
前回頂いた「Be Mine」(2ndアルバム「Tears」に収録)では、恋をしている時のドキドキやスリルを描いた、
キュートな曲を歌わせて頂きましたが、今回はちょっと大人な恋の内容になっています。
制作は、露崎さんとメールや電話でやり取りをしながら、どんな曲にしようか、歌詞の内容は?
方向性はどうしようか?ということを詰めていきました。最初に頂いたトラックを聴いたら、
とっても爽やかで軽やかで、そしてかっこいい!!
アルバムは冬のリリースになりますが、その先の春を予感させる温かい曲にしたいなぁと感じ、
その方向で進めることになりました。
明るいトラックですが、歌詞では寂しさや不安も込められていて、そのバランスがとっても素敵ですよね。
歌詞の内容も共感できるフレーズがいっぱいなので、特に同世代の女性に聴いて頂きたいです。
また、露崎さんと言えば美しいコーラスワーク!今回のアルバムではシンプルな曲が多いので、
コーラスの量は1番多い曲になります。巧みなコーラスラインを歌うのは難しかったのですが、
洋楽的な曲を歌うのは久しぶりでしたので、とっても楽しかったです。Janet jacksonを意識しながら、
気持ちよく歌わせて頂きました。

初恋(作詞作曲:岡本真夜)

真夜さんとは、1stアルバムで「My best friend」をご提供頂いてから、ライブにお誘い頂いたり、
私のラジオ番組にもご出演頂いたりとお会いする機会も多く、大変お世話になっています。
「My best friend」では、明るく温かい友情ソングを作って頂きましたので、
今回は、真夜さんの名曲で私も大好きな1曲「Alone」のような、切ない悲恋の曲を是非お願いしたいと思いました。
出来上がったこの「初恋」は、私がイメージしていた以上の素晴らしい楽曲で、
初めて聴いた時、切ない世界観に思わずぐっと心が揺らいだ程です。
”初恋”と聞くと、多くの人が初めてした恋を思い浮かべると思いますが、でも、そうとは限らないと思うんです。
どの恋が初恋だったかは、自分が一番良く知っているはず。忘れられない恋の記憶、皆さんにもありますか?
レコーディングでは、”心の声”を表現するようなイメージで歌いたかった為、
つぶやくようにあえて軽めに、ウィスパー成分も多めに歌ってみました。
後半に向かって徐々に感情を込めながら、過ぎ去ってしまった恋への想いを歌っています。

あの花みたいに(作詞作曲:平松愛理)

制作に入る前、直接平松さんとお会いして曲の内容などを話し合いました。
大先輩を前に緊張してしまった私ですが、平松さんはとても気さくにご自身の様々なエピソードを話して下さって、
いつの間にかリラックスしてお話しできたことを覚えています。
平松さんには、私と同世代の子達が抱いている気持ちを代弁して頂くような曲をお願いしました。
アラサー独身女性ならではの焦り、不安、そして自分への誇り。
私自身、学生の頃と比べると、随分背伸びして毎日を必死に走ってきたなぁって思います。
しかし30才になると、これまでの自分を振り返ったり、これからの自分を考えたり、
少し気持ちに余裕ができるんですよね。このままでいいのかなとか。これからどうしようとか。
この曲は、私達と同じ世代を生きた先輩からの応援ソング。
自分を見つめ直すきっかけになれたらと思います。

また、平松さんがレコーディングにも来て下さって、とっても感激しました!
曲に対する愛情を深く感じ、私も更に気持ちを込めて歌うことができました。

Winding road(作詞作曲:川嶋あい)

あいちゃんとは、直接お会いして楽曲の方向性を話し合いました。
以前、あいちゃんにインタビューをして頂いたことがあったのですが、気さくな人柄や、
共通の知り合いがいたりして親近感が湧いたのを覚えています。
あいちゃんに描いて頂きたかったのは、20代等身大の女の子の気持ち。
私が20代の頃は、未来への期待もあったけれど、不安もいっぱいありました。
運命って何だろう?私は何処へ向かっているんだろうか?
毎日多くの疑問を抱えながら生きていた記憶があります。
また、あいちゃんとは、10代で生まれ育った故郷から上京し、東京で必死に生きてきたという共通点もあったので、
ひとりで乗り越えてきた苦難や逆境への想いも、織り交ぜて頂きたいと思いました。
そして出来上がったのがこの「Winding road」。私がご提案した内容を上手く組み込んで下さり、
不安や迷いを抱きながらも、前向きに歩んでいる女の子の人生を描いた、とっても素敵な楽曲となりました。
中でも特に、大サビからの展開が大好きです。”過去の経験は、いつか見つかるであろう答えへの通り道。”
このアルバムを聴いて下さった皆さんに、多くの扉を開いて頂きたいという想いを込め、
この曲をアルバムの最後の曲にし、素晴らしいエンディングとなりました。